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―ありがとうございます。…なんか少し明るくなれるような気がしてきました。早く日本が落ち着いてくれる事を願ってます。
TOKI:
目下は原発だね。原発が無くなるなんて理想論で非現実的、という人もいる。確かにウランっていうのは怪物的なエネルギーを持っているから、万が一さえ無ければコレ以上無いエネルギー源だと思う。ただ万が一があるのなら勇気を出して撤廃した方が良いと思うんだよね。もちろん代替となるソーラーとかのクリーンな次世代エネルギーが期待できるからこそ言える事なんだけど。万が一には2万年ダメになるけど?なんてモノに対して引き換えになる理論なんて存在してはいけない。ここを踏み切れば新技術に対し新たな需要が生まれるし、夢がある。つか、こういう話すると長くなっちゃうんだけどイイの?(笑)

―話題を変えましょうか?(笑)5月21日の[-THE DAISYCUTTER-]公演についてと、今後の動向について聞かせて下さい。
TOKI:
まず5月21日は、活動休止となって丁度1年という事もあって、前々から会場は押さえてたんだよね。言うなれば本来の復活の日だったの。でも2ヶ月前倒しで復活させてSOLD OUTという状況になるのが予測できてたから、[-TOKYO/BURNING-]は文字通り「復活」、[-THE DAISYCUTTER-]は新曲を引っ提げて臨むという事で「進化」と意味するモノとして"やろう!"という事になったんだよね。

―新曲となる[-DAISYCUTTER-]の手応えはどうですか?
TOKI:
俺って昔は結構、曲は書いてたのよ。今でも演ってる[-Phirosophia-]とかもそうだし、今だからバラしちゃうとKill=slaydの時代は実は私が作曲しているんだけど、印税とかの問題もあって他のメンバーの作曲という事にした曲が、かなりあるんだよね。後半の方は大半がそうだと言っても過言じゃないくらい(笑)楽曲制作はとにかく役割分担で、やれる人がやればいい、という考えだったので、メンバーに作曲能力が秀でてる人がいる場合、自分は補正する側に回ってたの。最初のアルバムである[-Cyclotron 4-]の時なんかは、そんな感じが上手く出せてた感じがするんだけど、ちょっとね、ありがたい事に歌詩の方の評価が高くて我ながら自信が持てるようになってきたので、作曲の方でも審判を下してもらおうかな、とか思ってます。Junjiくんはもとより、Tomoiくんも作曲経験があるようなので、二人にも頑張ってもらって切磋琢磨しながら協力もしたりされたりしながら頑張ろうかな、とか。俺ってメロディはいくらでも出てくるタイプなので自分的に苦労は全く無いんだけどさ(笑)

―あの〜…[-DAISYCUTTER-]の方は?
TOKI:
あぁ、誤魔化せなかった?(笑)いや、自分の中には完成形が見えてるから、そこに到達させるだけの段階まで来てます。今までには無いタイプの楽曲じゃないかな?ハードだけど[-Crocodile Vibration-]とか[-IGNITER-]みたいな感じじゃなく、そんなに歌モノでも無い感じ。今までに無いタイプだけど"明らかにC4"っていう感じがする曲というか。他にも何曲か既に出来始めてるんで、まぁ、その辺は追々ね。

―コンポーザーとしての魅力も是非!
TOKI:
なんかさ、ちょっと前なんかさ、自分の枠を広げすぎて自分を見失いがちになる時もあったんだけど、STEALTHの経験が本当に活きてるんだよ。アレを乗り越えられたのは本当に自分にとって大きい。だってさ、GLAYとかSadsとかのスケジュールの合間を縫ってレコーディングスケジュールやらプロモーションプランを組み立ててさ、更に短期間で12曲の作詩をして、宣伝費が無いなりのアイデアを出して、友愛学園側との折衝もこなして、曲のアレンジやらプリプロ等々、プリプロなんてTAKUROと30分やる為に北海道まで行ったんだよ。しかも動いてる大徳の車の中で(笑)そんでウチの会社とか事務所の経営も当然やって、週に一度のWEB RADIOも欠かさず収録して、あらゆる取材もこなして、無報酬という(笑)STEALTHは本当に鍛えられた。たくときスコープは労働基準法に引っ掛かるどころか、虎の穴(注:タイガーマスクの訓練所)だよ。

―聞いてるだけで倒れそうです(笑)
TOKI:
でもさ、挫けられないじゃん?C4であんなに「負けんな!」的な事を歌ってるのにさ。つまりSTEALTHを支えたのはC4であり、そのSTEALTHがあってこそのC4がある。やっぱ人生無駄な事なんて一つも無いねぇ〜(笑)

―TOKIさん自身もC4に支えられてるという事ですね。
TOKI:
そうそう。TOKIってヤツは厳しいのよ。理想をストイックに追い求める存在だから。自分にもダラしない部分は当然あるんだけど、自分の中のTOKIってヤツが責め立てるの。「お前な、ヌルい事してんじゃねぇ!甘ったれるんじゃねぇ!」みたいなさ。「人(男)に厳しく!、自分には鬼のように厳しく!、女の子にはメイプルシロップのように甘く!あ、ちょっとペロペロしていい?」がモットーなの。

―えーっと、分かりました(笑)じゃ、気になる今後の展望を聞かせて下さい。
TOKI:
今年は"2年ぶり"の事を複数やろうと思ってます。あとインストアで約束しちゃった事とかもね。とりあえずソレを5月21日のステージで発表できるように頑張ってます。ただ、ラクリマHIROくんに頼って活動するってのは、どうしても限界があるので正式なギタリストを迎え入れての「C4完全復活」も当然視野に入れながらの活動になるでしょう。あとSTEALTHの方の活動も今回の震災の影響で若干先延ばしになっちゃってるんだけど友愛学園の方の着工も間もなく始まるので、その辺の模様をyoutube等の動画サイトで報告出来る日も近づいてます。更に、青森県の乳児院の院長先生ともコンタクトが取れたので、そっちの方の活動も紹介できると思う。去年、GLAYの25万人を動員したアリーナツアーで配布されるパンフとかにアルストロメリアの宣伝とかしてくれてんのよ。C4の方でもライヴとかで曲を演ったりして訴求力を高めていきたい。STEALTHは音楽活動の枠を超えたモノだと認識してるからね。


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