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―それは何故でしょう?
TOKI:
さっきの話に通じる事なんですけど、知的に問題がある子達だけど、妙に憐れみみたいな感情で見ないであげて欲し いんです。お金って云うモノは皆さんが働いたお金で、すべからく貴重なモノなんですけど、それは分かった上で言いた いのは「余裕のある金額」ではなくて「気持ち」であって欲しいんです。分かりやすく言うと、例えば目の前にハンバ ーグステーキがあって、それを食べました。腹一杯になったんだけど、付け合せのホウレンソウやらポテトが余った。 それを腹を空かした子にあげる、っていうのじゃなくて、ハンバーグを半分食べた。まだ食べたいんだけど、隣りの子 が腹を空かしているみたいだから、半分あげる、みたいな感じでいて欲しいんですね。

―なるほど。
TOKI:
ホラ、お金の話になっちゃうと世知辛いからさ(笑)そういった気持ちがあったら嬉しいなっていう話です。

―アルバムを買ってくれた皆さんの気持ちを花束にしてTOKIさんとTAKUROさんが届けてくれる、 という事ですね?
TOKI:
みなさんはフルアルバムを買って、更に友愛学園の子供達の生活の向上にも貢献できる。子供達は嬉しい。私と TAKUROは、そんな素晴らしい事の核を担えて、更にイイ汗もかける(笑)全員嬉しいじゃないか!っていうところです (笑)
あと、これも付け加えておきたいんですが、今回のSTEALTHのプロジェクトには、私やTAKUROの他に、本当に 沢山の方々が携わってくれる事になっています。情報解禁となって、まだまだ増えるでしょうけれど、早速、参加を表 明して下さったのはイラストレーターの菅原芳人さん。この方がジャケットを手掛けて下さっており、あと [-black:shaft-]のパンフレットや[-Pylebanker-]、[-Crocodile Vibration-]とかを手掛けて下さったデザイナーの 讃岐ケイコさん、更には今回のSTEALTHプロジェクトの発足を記念してTOKI魂が宿りまくりのシルバーアクセを制作して 下さるアミーゴ野池さん。このシルバーアクセの利益も全て友愛学園の子供達に寄付されます。FOOL`S MATEの加納一美 さんにも状況を説明したら「私に出来る事があったら何でも言ってね」と仰って頂きました。ありがたいですよね。 音楽面では意外な男から身近な男まで、まぁ、まだ内緒にしておきます(笑)状況が進展するにつれ、時系列に沿って 明かしていきます。

―「アルストロメリア」の発売はいつ頃を予定されていますか?
TOKI:
今、もう6月ですよね?う〜ん、夏には発売できるように頑張ります!

―ライブの方の予定はあるんですか?
TOKI:
TAKUROは「やろうぜ!」って言ってましたが、アイツは大規模なツアーがある筈です(笑)まぁ、やるとしたら各々 のスケジュールの間隙を縫った形でしょうね。[-black:shaft-]の時みたいに(笑)

―楽しみですね!
TOKI:
まぁ、もう自分としてはC4を応援してくれている方々に偉そうな事を言ってましたからね。「どんな事でもプラスに 捉えるんだ!」とか(笑)なので、今回の活動休止をプラスに捉えられる只一つの選択、それが今回のSTEALTHだったと 確信しています。

―以前、情報解禁前にブログでキーワードを出されていましたよね?
TOKI:
あぁ「現実を踏まえた上で、最上と思われる方法、そして、それは自分の未来と融合させたモノで、5月23日を迎え なければ出来なかった事」ね。そうですね、まず「現実を踏まえた上で」っていうのは、ギターがいないから動けない C4の事を指してます。あ、C4では「俺が全てを塗り替えてみせる!」ってくらいのギター募集してます。口だけじゃな いヤツね!(笑)あ、すいません、続きね。それを踏まえて最上の方法、それがSTEALTHであるのは、さっき言いました ね。「未来と融合」ってのは、私は再三言っていますが、将来は養護施設の経営をしたいんです。自分の夢である「福 祉」と今現在の自分の運命である「音楽」それを融合させたっていう意味です。そして、それはC4と平行でやれるモノ じゃないので、活動休止中じゃなければ、とても出来ない。故に「5月23日を迎えなければ出来ない」という事です。

―なるほど!謎めいてた事が氷解しました。
TOKI:
それは良かったです(笑)ミュージシャンにとってフルアルバムってのは、一番労力が掛かって、一番の財源となる モノじゃないですか?それを全部寄付するというから「クレイジーな事」って表現したんです(笑)ライヴとかシングル とかなら聞いた事ありますけど、単独アーティストのフルアルバムを寄付っていうのは、まず聞いた事がないですから ね(笑)

―すごく勇気のいる事だと思います。「アルストロメリア」に込めた思いなどはありますか?
TOKI:
対象の規模が大きいと、大きい事は素晴らしいけど現実感が乏しくなったりするじゃないですか?私はC4でも体現 していますけど、超現実の厳しさを誤魔化さずに、逃げ出さずに生きたいんです。「愛に満ち溢れた平和な世界になり ますように〜♪」なんて、ただ歌うだけなら誰にでも出来る。まぁ、そういう純粋な気持ちは尊いとは思うけれど、現 実的ではないし、実践的でもない。私は親の愛に逸(はぐ)れた子供達の老朽化したベッドを、部屋の内装を、服を、 いわゆる人並みな領域までにする事でさえ、こんなに大変なんだ、というところから闘っていきたい。それも出来ない ヤツが平和だ何だ言っても説得力が無いと思うんですね。如何に自分は非力なのか?まず、そこから目を背けない。そ れを震えながらでも直視してこそ、明日が拓けるんだと思っています。今回のSTEALTHはボランティアという性質上、宣伝費を一切掛けれません。なので、皆さんの口コミがメインとなります。 より多くの方々に宣伝してくれると嬉しいです。無論、私もTAKUROも最大限の努力をします。なるべく大きな花束になるように御協力下されば嬉しいです。

―最後にファンの方々に一言お願いします。
TOKI:
今回のSTEALTHはボランティアという性質上、無駄な宣伝費を一切掛けれません。なので、皆さんの口コミがメイン となります。より多くの方々に宣伝してくれると嬉しいです。無論、私もTAKUROも、そして参加してくれるアーティス ト軍団も最大限の努力をします。なるべく大きな花束になるように御協力下されば嬉しいです。

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