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―後編の方のインタビューで仰ってましたね。
TOKI:
そういう状況でC4は完全な状態じゃない。あとこれも幻冬舎のインタビューで言ったけど、昨年の[-Crusaded 4-]のリリース時より、市場でのCDの販売数が2割近くも落ち込んでいる。こんな状況下で結果を出さなければならない。とにかく結果を出さなければ強烈な自己嫌悪は必至。友愛学園の職員の方達や子供達に合わせる顔も無い。

―C4のファンの反応はどうだったんですか?
TOKI:
mixiとかのメッセで単純に「どうしてああいったアクションを起こしているんですか?」って、私の事は信じてくれているだけに不思議だったっていうメッセは多かったね。男からのメッセは「何があってもTOKIさんを信じてますから」的なのが多かった(笑)何があってもみんなを裏切る事は自分を裏切るのと同義に捉えているから絶対しないけど、STEALTHの結果を求めると、私を表面だけで捉えてる人には不快感を招くかもしれないような事をしなければならなかった。まさに51対49の選択でしたね。

―損な役回りですね
TOKI:
私はどう思われたってイイんですよ。他のメンバーにそんな事はさせたくないし、昔っから、そういうのは慣れっこですから(笑)でも、それの効果か、やっぱりSTEALTHから興味を持ってくれた人と、ずっと応援してくれている人との勢いというか温度差というか。ぶっちゃけて言うと「新たな方達に押されてます!」なんていうのも多かったかな(笑)

―うわ〜頑張って欲しいですね(笑)
TOKI:
も〜是非ね!(笑)GLAYのメンバーとは人生の半分付き合ってるし、音楽というフィールドさえも飛び越えた唯一の存在ですから。本っ当にず〜〜っと変わらずに一緒にいるからね。だから前に散々ブログで書いたような面白エピソードも、とにかくアイツらと遊んでばっかだったから、アイツらの事しか思い浮かばないんだよね(笑)まぁまぁ、とか何とか言いながらも複雑な思いもありながら書いてて単純に面白かった部分もある(笑)もう、ただ、あまりにもGLAYっていうバンドが大き過ぎるんですよね。だから色々な面で反応も大きいんだと思う。でも、ここからが大事なんだけど、C4を進化させ、再起動させる為には、ただギターが見つかるまで、いつまでかかるか分からない地下活動をするか、STEALTHをやって、その活動期間内にC4をギターを見つけて、クロスフェードでC4の再開に賭けるか?どっちが良いのかは、それこそ「激情」の歌詩に綴った通りですよ。「納得できる仕事が見つかるまでプー太郎すんのか、とりあえず仕事はしながら納得できる仕事を模索するのか」この選択と同義ですよ。いや、無論、STEALTHはそんなベクトルの事じゃない。納得できる場所を創れるまで、20年来の親友が手を貸してくれて、私の夢に多大なる力を貸してくれた。そういう人間関係を穿った目で捉えて否定するような人は、そもそもC4の曲でさえも響かないと思う。

―TAKUROさんが今回のSTEALTHはひとえにTOKIさんの人柄の賜物って仰ってたじゃないですか?私も全くその通りだと思います。
TOKI:
それは褒め過ぎです。TAKUROをはじめ、参加メンバーの尽力無しではここまで来れなかった事は明確ですから。まぁ、私は求め過ぎちゃってるのかもしれないね。あと縁とかもかな。どんな理由があるにせよ、自分達がどんなに誠意を尽くしても感じない人は何も感じないし、離れちゃう人は離れちゃうじゃないですか?下手なライヴを一発やっちゃったら、それでアウトっていうシビアな世界だからね。

―う〜ん・・・そうですね。
TOKI:
まぁ、なんだか難しくなってきちゃってるんで簡単に言うとね(笑)「アルストロメリア」の結果を気にしてくれて応援してくれている人がいる。STEALTHからC4を知って応援してくれようとしてくれる人もいる、STEALTHではなくてC4だけしか受け容れられない人もいる、細かい事は関係ネェ!とにかくC4もSTEALTHも応援する!っていう人もいる(笑)でも、そんな様々な誰もがアルストロメリアの結果に、STEALTHの先に「人生を賭けてる!」なんて人はいないじゃないですか?まぁ、当たり前だけど(笑)それは俺達だけなんだよね。STEALTHの参加メンバーで「アルストロメリア」の結果が大きく今後の音楽人生を左右するだろうっていうのは、中心核でありながらも母体がしっかりしていないC4のメンバーだけだと思うのよ。まとめると「C4の今後に作用するであろうって事に対しての、C4で選んだ事は、なるべく信じてくれないか?」って事です。直情で上辺だけを拾って揶揄されても、そんな事は当然の如く分かってて、それの2歩も3歩も先の事を考えなきゃならない。社会的な通念で言うと否定するなら代案を出せって事ですよ。俺達ほどC4を真剣に取り組まなきゃならない立場の人はいないんだからさ。

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